リスニング上達のマインドセット

リスニング上達にはこの心構えが重要

なぜ多くの人が「聞き取れない」と英語のリスニングに悩むのか、その理由を考えることで、英語のリスニング上達に必要なマインドセットが何かが分かってきます。

 

英語学習理論的に英語が聞き取れない理由は3つあります。

 

ここではその詳細には触れませんが、これらはあくまでも理論的な理由です。

 

この3つの理由を知ればそれだけで英語のリスニングができるかとなれば、そういうものではありません。

 

英語が聞き取れない理由は誰もが知ることができる、知っている、それなのになぜリスニングに困らない人と、リスニングが苦手な人に分かれてしまうのでしょうか。

 

その理由はとても単純です。

 

英語を聞いている絶対量としての時間の違い」です。

 

英語が聞き取れないと悩む人の多くは、週に数回数十分の英語を数ヶ月聞いただけなのに「英語が聞き取れない」と言います。

 

これは明らかに時間が足りていません。

 

そもそものマインドセットとして、英語のリスニングを甘く見すぎている面があります。

 

多くは人は英語のスキルの中でスピーキングがもっとも難しいと考え、リスニングはそれよりも簡単だと考えがちです。

 

しかし、実際にはそんなことはありません。

 

スピーキングは自分が理解している語彙や表現を用いて自分のペースで進めることができますが、リスニングではその逆になります。

 

相手が理解している語彙や表現を用いて相手のペースで進みます。

 

このような理由から、スピーキングよりリスニングの方が難しいと考えるのが普通です。

 

まずはこの前提から考え直す必要があります。

 

週に数回、数十分の学習を数ヶ月した程度で英語のリスニングができるようになることはありません。

 

英語のリスニングができる人は、これまで長期間に渡って数えきれないほどの時間、英語を耳にしてきています。

 

これが英語のリスニングができる人とできない人の決定的な違いです。

 

英語のリスニングをマスターしたければ、とにかく時間をかける必要があるというマインドセットを持つようにしましょう。

 

しかし、ただ時間をかければ良いというものでもありません。

 

英語を聞いた時間のうち、どれだけを自分のものにできているかも重要です。

 

「ただ英語を聞いているだけで上達する」という教材があるためか、英語をただ聞いているだけでもリスニングが上達するかのような誤解が生まれています。

 

たしかに英語をただ聞いているだけでも、何も耳にしていないよりは効果はあるでしょう。

 

しかし、英語をただ聞いているのと、英語を聞き取ろうとしっかりと聞いているのでは効果は全く異なります。

 

聞いた英語に対して高い吸収力がなければなりません。

 

「自分は今、英語のリスニングを上達させたいのだ」という意識を持ちながら、全ての単語を一字一句逃すまいという姿勢で英語を聞くようにしましょう。

 

言ってしまえば「学習への姿勢」です。

 

これだけで得られるものは大きく変わってきます。

 

英語のリスニングは、「長時間英語を耳にしなければ上達はない」、「集中して英語を聞かなければ上達はない」、この2つのマインドセットから始まります。